剣魂58号 平成24年度・・・「それがラグビー、それがサッカー、それでは剣道は」

2013年08月04日 12:17

剣魂58号 平成24年度・・・「それがラグビー、それがサッカー、それでは剣道は」

 

15人の勇気ある男達が 相手の15人の男たちと ひとつのボールを胸に抱き 「トライ」という素晴らしいゴールに向かって争う

チーム内では 団結 信頼 感謝 を大切にして 一人ひとりがチームのために貢献する

目の前の敵はタックルで仕留め ボールを奪い 15人全員で攻め込む

そのとき全員は思う

”一人はみんなのために みんなは一人のために”  注釈:1

そこで団結力ができ 一つになる 勝っても驕ることなく 負けても潔く 仲間や相手 そして自分自身を讃えあう

それがラグビーです

注釈:1 One for all,All for one 出展「三銃士」から  本来の意味は、「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」ということ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・All for oneのoneはwonを意味するとのことである。(相乗効果を目指す意図)

 

「サッカーは 子供を大人にする 大人を紳士にするスポーツである」 

デットマール・クラマー・・・・ドイツのサッカーの指導者で、全日本代表の基礎を創った人。「日本サッカーの父」と呼ばれている。

自立を目指す競技ーーーー自分で判断して自分で責任ある行動をとる習慣を身につける 

子供なりに自分で必要だと思うことを(瞬間判断)  自分でやること(実践ー最善)

それがサッカーです

 

では剣道は

「剣の理法の修練による人間形成の道である」  なんとも抽象的表現である。

自己内面の観察ができる競技(竹刀は相手に向けるのではなく、自分に向けられていることが意識できる)

自己形成に大いに関与できる競技(長・短所を知り、修正を試み、成長を自己確認)

それぞれが自分への課題として捉えていきましょう。