稽古の心構え

  1. 一番の権利と稽古後の先生への挨拶
  2. 稽古をうまいヘタ、強い弱い、先輩後輩は別として、同じ一生懸命でも違う
  3. 自分の中でよくなっていっている意識を持ちながら稽古をする習慣をつける
  4. 意識して色々な打ち方、違打ち方の面打ちを工夫する
  5. 基本的に試合と稽古は多少違う。だからこそ試合の厳しさを稽古の中に想定して取り入れる
  6. 学生時代の先生への懸かる気持ちを持て。自分の嫌な人、苦手の人と試合をする。師範を避けている。
  7. 上をやっつける力を持つように稽古をして上がっていく。間合いが近くなった時ビビらないこと
  8. 強くなるということ。自分の意識が変わらなかったら意味が無い。20分同じ面打ちをやっても意味が無い。
  9. 剣道は有効打突を争う競技である。会心の打ちを目指して10以上の気力での稽古プリをする。
  10. 元立ちをやる時に上手に打たれる。剣道は上手に打たれる。打つことばっかり追いかけることばっかしではダメ。打たれることを楽しむ。
  11. テレビ取材があるけども普段通りの状態でやる。
  12. 打ち込みは元立ちがリード、懸かり稽古は懸かる側が主体。打ち込みは間合いが遠い場合は大きく、間合いが近いときは小さく。
  13. 打ち込みと懸かり稽古の違い。打ち込みは基本の稽古。懸かり稽古は応用究極の稽古。
  14. いろんな刺激を自分が求めて鞭打っていく。やらされている稽古から自分でやる稽古に変わっていくこと。
  15. 面を付けずに道場以外で強くなる方法。問題が起こった色んな場面で自分自身が変わる。オフの過ごし方。
  16. 年度替りの心構え
  17. 稽古で打つ時も守る時も気いっぱい一生懸命やる人は強くなる
  18. 剣道は理屈ではない。5分5分から6:4、7:3、になった所で仕掛ける。それが先が懸かる稽古。機会を覚える、体が出る、良い打ちに結びつく。
  19. 注意を受けた時まずやってみる。皆が黄色の状態で、赤の状態でやりなさいといわれた時は、赤以上の色で極端の状態でやる。変えていく。
  20. 稽古の最後の一本勝負は、思いを真っ白にして、相手に集中して、瞬間的に動く。切り替えが出来るように何時までも引きずらない
  21. 区分稽古の意義の説明。逆境の中で気を抜かない出稽古をしている中で力が抜けた打ちが出る。挑戦して切り抜けた自信が付く。
  22. 相手の得意を乗り越えていく稽古をする。外して打とうとか、打たれまいとする稽古はいけない。小さくまとまる危険性がある。
  23. 自分の中に自己暗示をかける稽古をする。あれだけやったんだから、少なくともこれだけは強くなっている。
  24. 枝葉でなく幹をしっかり作る稽古をする

崇菱会での指導

防御・守りの理論

竹刀で受ける、距離で守る、方向で守る自分の気位が相手に乗る形を取る。こちらが制している状態を作る。出来るだけ前で鍔元を押さえる。相手の胴の真ん中に剣先をつける。左こぶしを正中線から外さない。間合いで見切って、手元を上げない。アッと思った時は左足を下げて手元を下げる。来るのがわかったらぐっと前に出る。先々の先について誤解しない。切っ先三寸が攻めになるが、守りの防波堤になる。攻防一体を作る。中段の構えが自然にできる。(講話)やり取りの中での守りをやってみます(1~5の稽古前の講話 2011年3月23日)乗るとは、気分的に覆いかぶさって、前でさばく。手元・胴の真ん中を押さえる。気分は上から攻めは下か

打ちだしの機会理論

そろそろ行かなければいけないかな?ダメ。起こりがわかってはダメ。いつ来るかがわからないように工夫する打ち出しの時に心の中で今!を叫ばな!

プレジデント範士お得意の振り下げ理論

振り下げは、落とす、力を抜く・・・・そこから表の面、裏の面・・・軌道はどちらも同じ…真直ぐ振り下げは実戦でも使える。特に面は、表も裏もあってよい。竹刀の重さを使って振り下げるとシャープに打てる。振り下げるときに、頭が相手に倒れる人が多い。逆に背伸びする気持ちで振り下げる。地ずりの面・・・相手の視界から剣先が見えなくなる。 途中で時間的気分的に溜めてもよい。出来るだけ竹刀は真直ぐおろす・・・回す人が多い・・・手で回しては意味がない。ひとつ入って、まっすぐ振り下げて面振り下げた分だけ振り上げが重要振り下げの足を具体的に

構えた時の気分の持ち方

構えた時の気持ちは絶えず6:4で・・・いつも私の方が押さえていますよ!5分5分でやるんではない。構えも崩れ姿勢も崩れてはいけない。もう一つ気持ちが崩れない初太刀に当たっていないときの打ち方が一本にならないときの打ち方がダメ

竹刀の先を振る技術指導

意義手を柔らかく、右手の小指、薬指、中指で竹刀を振り上げて、左手のてのひらの10cmの空間を〆る右手の運用の良い例と悪い例竹刀の先を振りながら、相手の剣先を越えていく…また、竹刀の先を落として竹刀の先を振る右手の親指、人差し指、中指の力を抜く・・・手の内のさえ振り下ろす竹刀の位置・・・鼻まで振り下ろす

構え

礼式、竹刀の持ち方の意義 戦闘状態か否か立った時の面の持ち方、小手の面の中への入れ方帯刀から構え刀、理想的足構えの説明左手の握り、Vゾーンがへその前に、竹刀を刀として認識して刃筋を意識する。上から持つと真直ぐ振れる肘は、張らない曲げない、左手を〆る為に脇も〆る肩、胸について、胸元を広く、首を上げる、遠山の目付 気持ちを大きく、相手を上から見下ろす気持ちを大きく、構えも大きく気持ちを入れて仕上げをする。打たれるときもその気持ちで打たれる足使い・重心の掛け方の応用について・・15cmの前後する、、10cmの前後にする、5cmの前後にする・・0.5cmにする・・・0cmもありうる。・・剣先について、

遠間からの面

遠間からの面 竹刀を振り上げる位置遠間からの入り込み方法・・剣先を最後まで鍔元を攻めて・・肘を伸ばすのに親指を内側に入り込む面打ちも大きくゆっくり、大きく速く、小さく速く・・・下腹に力を入れて・・・自分で意識してチェックする遠間からの面打ち・・・上段から面と中段から大きく振りかぶって面の2種類・・・体の軸をブラさない・・・自分の最高の打ちを打つどんな距離から打っても物打ち(芯)で打つ。自分で物打ちで打つという意識を常に持って感覚を普段からつかむ。遠間からがいいチャンス。

一足一刀からの面

気争いをやって、間合いの攻防をやりながらそこから打つ出来るだけ同じ面を打たない入り方を変える。相手との関係の中で手順を変える。入り込んだときに気分が相手に乗っている。決断をして入り込むには勇気がいる。すぐ入り込む場合でも乗る。3秒待っても勝った状態を意識する打った時の相手によけられたりしたら、止まる、崩れる。どんな時も打ち抜ける面を打つ時の足使いは大きく分けて2つ。入ってすぐ打つ。入って止まってそのままの状態から打つ。

極近い間合いの面

竹刀の振りを覚えるためにごく近い間合いから鋭く面打ちを打ってみる1の稽古から出頭の応用に出来る。竹刀の振りを覚える。竹刀の先を振るイメージを作る。一本にならなくてもよいから、この稽古は竹刀の先を振ることをとにかく意識する。体がぶれないこと。物打ちで面をとらえること。体が出来るだけ自分の幅が相手の幅にぶつかっていくように。中段から打つ癖がついていないから、足が動く。位置について用意が別々になっている。中段ですぐ打てる体勢になること。全体的に打つ前に体が前かがみになりながら面を打っている。エンジンをふかして、サイドブレーキを引いた状態にして一気に出る。中段から面に当たるまでの、真ん中を軌道が通って

小手

筒の部分を打つ。剣先が相手の小手より下まで、放り込む小手打ちは梃と右手で振り上げ左手で引く中途半端な打ちを出さない小手打ちの残心の説明小手を放り込む角度の説明小手を打つ時の右足の入り方、15cm20cm詰めながら、下からの上からも小手始動はへそを3cm前に出して、右足を浮かして、それから竹刀を振る小手に竹刀を置きに行くのではなく、向こうに放り込む
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大学での指導

普段の稽古の中で考えながら

意識から無意識の打ちを出す稽古方法

逆胴をプレジデント範士が実践して指導

早素振り

腰の位置が床と水平に動く。前に行ったときには後ろの足をピシッと床につけ、後ろに行ったときには前の足を床にきっちりつける。丹田に力を入れて連続する。打った時に中段と同じ状態を作る。へそが出たり、胸が出たり腰が引けたりしない。上半身に力を入れない。自然に力を抜いて。腹で決める。トーン、トーンの連続

素振り

初心者への素振りの指導 ①初心者への素振りの指導 ②大学生全体への素振りの指導 ①大学生全体への素振りの指導 ②2種類の素振り、振上げて右足を出す方法、振上げながら右足を出す方法、どちらも指導できるように素振りの時の左足。軸をブラさないためにもピシッと垂直に下に納まる。

足捌き

相手の右足と、自分の左足を連動して動かす。自分の右足はそのまま残しておく。左右の足の踏み換え剣先は上からあるいは、剣先は下から、気分は上から攻め入り相手の小手と面の間に、踏み換えて面相手が小手面に来れば、絶対自分の剣先が真中を取っているので速い。そのまま手を伸ばすだけ。出来るだけ真直ぐ真直ぐ。その応用で小手もあるが・・・面を中心に練習する事タイミング的に打てる人と打てない人がいる。相手にゆっくりやってもらってタイミングをつかむ。下げる左足を、足幅ひとつ外に持って行くとやりやすい。応用で面抜き面。右足を前に出さずその場で踏み込む。相手の体が伸びきったところを面。自分の右足で相手に合わせるか?左足

振り下げての面打ちの説明。下段のままで間合いを詰める方法と中段で近づいて振り下げて面打ちの方法振り下げの方が強く打てるが、本来は振り下げなくても強く打てないといけない。踏み込んだとき、自分の体の中を脳天に突きぬけていく感覚を、上段、中段、下段振り下げ同じ感覚で上段からの面、振りかぶった時の面の最高の状態、強さも、踏み込みも、体の移動も。上段の振りと振りかぶって下す振りと、中段の最後の振りを形をどれだけ同じものを作れるか自分の中で共通ポイントを作って練習する

呼吸法

面打ちの呼吸の仕方。吐きだすだけで面を打つ。自分の体で覚える。振りかぶった時に吸い込まない。

打つべき機会

相手の右足が出る瞬間相手の右足が40cm動いている間に、打ちを出す。ほとんどの人が相手の右足が着地してから打ち出している。打たれる方が少しゆっくり入って面を打つ練習先を取る練習。相手に打たれようが乗っかかって、伸びる。来い、行くぞ、来いで気持ちをまとめて相手と会話する。決死の覚悟で出る。それとも捌く。気持ちの先を取る。相手と間が切れた時、自分が先に半歩先に入る。

鎬を使った稽古

鎬を使って相手のドテッパラに押さえていく相手の状態の代わりをよく鎬を使いながら観察する

プレシャーに打ち勝つ訓練

稽古前に一人の世界に入る稽古蹲踞から立ち上がった時に凝りがなく、気持ちのしこりがない、体のしこりがない、力が入りすぎることもない。
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